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食生活の乱れと病気の関係【荒れた食生活の末に待つもの】

どうもDrアビです。 今回は食生活に関連した病気を考えてみようと思います。

 

 食生活習慣が関係しています。

1日や2日、荒れた食生活をしてもすぐに健康に影響が出ることは少ないですが、それが1か月、1年、10年と積み重なってしまうとかなり甚大な健康被害が出てしまいます。

食生活を変えようと思った時に変えないと、気が付くと10年たって病院の世話になっている可能性も十分あります。

 

ご自身の食生活が荒れているなと思う方は、このブログを参考にして自身の食生活を見直していただけたらと思います。

 

ただし僕がお伝えできるのは食事の大まかな栄養と病気に関してです。

細かい栄養の説明などは栄養士さんの方が知識が深く、分かりやすいと思います。

大まかに読んでください。 

    

 

 

 

食事に必要な要素と熱量

人の必要な栄養素は大きく3つあると言われています。

炭水化物

蛋白質

脂質

これは栄養の三大要素と言われています。そして、

ビタミン

ミネラル

などを加えて五大要素と言ったりもします。

 

栄養の三大要素+α

それぞれに関して簡単に説明します。

 

炭水化物

糖質食物繊維に分けられます。糖質は体内に吸収されると主にブドウ糖の形で存在しており、血液中のブドウ糖は血糖値で示されます。

炭水化物1グラムで4キロカロリーのエネルギーが産生されます。

多く含まれている食事はご飯、パン、麺類などの主食といも類です。

糖類は砂糖や果物などの甘いものにも含まれていますが、甘いものは血糖値を急激に上げてしまうので注意が必要です。

 

蛋白質

消化の過程でアミノ酸に分解された後、吸収されます。そして体内で身体の臓器を構成する蛋白質に再合成されます。

また、その他にも酵素ホルモン、免疫系など様々な機能を有しています。

1グラムで4キロカロリーのエネルギーが産生されます。

多く含まれている食事は肉・魚・卵・乳製品などの動物性の食品と、豆類・穀類などの植物性の食品があります。

 

脂質

主に中性脂肪の形で食品から吸収されます。

内分泌ホルモン細胞の構成物となります。また、脂溶性のビタミン(ビタミンK・A・D・E)の吸収を促す働きもあります。

1グラムで9キロカロリーのエネルギーを産生します。

 

ビタミン・無機質(ミネラル)

これらの物質は基本、体内で合成できないため、体外から摂取する必要があります。

主に酵素を助ける補酵素として働きます。

欠乏・過剰摂取いずれも体調不良の原因となります。

 

1日の必須カロリー計算

食事では一日に必要なエネルギーを摂取しなければなりません。

この必要なエネルギーは基礎代謝身体活動レベルから計算されます。

 

基礎代謝

安静時に体内で行われる代謝量です。基準値と参照体重から計算されます。

目安を書いておきます。

 年齢   男性(Kcal) 女性(Kcal)

18-29 1520  1110

30-49 1530  1150

50-69 1400  1110

70-   1290  1020

 

身体活動レベル

1日あたりの活動レベルの指標の目安です。大きく3つに分けられています。

レベル1:ほぼ座った状態で一日を過ごす場合

レベル2:大部分座るが、職場内での移動や家事、軽いスポーツを含む場合

レベル3:移動が多い仕事や活発な運動習慣のある場合

 

この二つの値を用いて1日の推定必須エネルギー量を計算します。

ちなみに大まかな目安としては、

中等度活動レベル体重70kg30-49歳男性

 → 2680キロカロリー

中等度活動レベル体重50kg50-69歳女性

 → 1930キロカロリー

となります。

 

なお、小児や妊婦、授乳期の女性の場合はエネルギー計算はまた異なります。

 

バランスの良い食事

 食事のバランスに関しては農林水産省の食事バランスガイドが非常に分かりやすいと思います。

 バランスを考えた食事を心がけましょう。

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農林水産省:食事バランスガイドより引用(http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/  


 

 

食生活が原因で起こる病気

食生活が原因で起こる代表的な病気をあげていきます。

これらの病気以外の病気も起こり得る可能性はあります。ご注意ください。 

肥満

糖尿病

腎不全

高血圧

動脈の狭窄・梗塞

心筋梗塞、狭心症

脳出血

脳梗塞

貧血

骨粗鬆症

怖い病気ばかりですね。挙げようと思えばまだまだあります。

大切なことは、皆さんがよく耳にする怖い病気も、食生活に関係があるということです。

これらの病気の大部分は生活習慣の改善を心がけることで予防が可能と言われています。

 

荒れた食生活の末に

では、荒れた食生活の末に待っているのはどのような生活なのでしょうか。

例を挙げてみますね。

 

55歳男性

足先の皮膚潰瘍が治らずに外来受診

高血圧・糖尿病・狭心症・慢性腎不全で外来通院中

透析は週3回近くの病院で行っている

検査の結果、足先の潰瘍は足の動脈狭窄による血流不足が原因

このままでは感染して命に関わる可能性もあり

下肢切断を行って義足での生活となった

 

どうでしょう?かなり恐ろしい生活ですね。

これは医師国家試験でも聞かれるような基本的な知識の内容です。

実際の外来で時折見かけるタイプの患者さんで、このタイプの患者さんの多くは食生活が非常に荒れており、なかなか主治医の先生の助言を聞き入れないことが多いです。

しかし、このように生活習慣の乱れを放置するとかなり危険な状態となります。

上のような例にならないためにも、少しずつできるところから改善していきましょう。

 

まとめ

どうですか?

食生活は趣向も関係していて、すぐに変えるのが難しい事は確かです。

ただ、習慣とは決して変わらない普遍的なものではなく、意識し続けることで改善は可能なものです。

 

大切なことは、無理をして苦痛を伴う改善をするのではなく、変化した習慣のなかに楽しみを見つけながら継続することです。

 

意識して少しでも食事をいい方向へと改善していただけたら幸いです。

 

ではこの辺で。 

何かありましたらいつでも是非コメントください。

それでは、また。 

 

 

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