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熱が高い時は何を考える?病気は?症状別に考えてみよう~発熱 後編

どうもDrアビです。 今回は症状シリーズ、熱が高い時に考えることに関しての後編です。

 

前編では体温の測定部位と発熱の程度、発熱の原因、発熱の種類に関して書きました。

後編では具体的な病気注意することなどを書いていこうと思います。

 

 

 

何度も書きますが、ここに書いたことが全てではありません。

 

自己診断はやめて、気になるときは必ず医療機関を受診するように心がけましょう。

    

 

 

 

発熱をきたす病気

さて、まずは発熱をきたす病気を簡単にご紹介していきます。

とはいえ熱発を呈する病気は無数にあります。

ここでは発熱の原因の分類を軸に、代表的な病名も少し挙げていきます。

 

感染症

もっとも一般的な発熱の原因です。

呼吸系消化器尿路皮膚が4大感染経路ですが、当然他にも注意すべきことはたくさんあります。

ここでは上記の4つの感染経路に関して書いてみます。 

呼吸器

上気道・下気道・肺といった部位に感染がよく起こる部位です。

咽頭炎インフルエンザ肺炎、そして風邪症候群などが分類されます。

症状は発熱の他、鼻水喉の痛みなどがあります。

 

消化器

主に腸管に感染が起こることが多いです。感染性腸炎などが有名ですね。

具体的にはノロウイルス感染O-157感染食中毒などがあります。

症状は発熱の他、下痢嘔吐腹痛といったものがあります。

 

尿路

尿路から膀胱、尿管、腎臓に至る部位に起こる感染です。尿道の短い女性に多い感染症です。

膀胱炎腎盂腎炎尿道炎があります。

症状は発熱(膀胱炎ではない場合もあります)、排尿時痛残尿感などです。

 

皮膚

皮膚にも感染症は起こり得ます。多くは傷が原因で細菌が侵入することでおこります。

蜂窩織炎が有名ですね。

症状は発熱熱感圧痛発赤などがあります。

 

腫瘍熱

 腫瘍自体もしくは腫瘍と自己免疫の反応の結果でる発熱性物質が原因と言われています。

悪性腫瘍の診断がついている方もいれば、不明熱として扱われている場合もあります。

腫瘍の中でも発熱の頻度が高いのは白血病リンパ腫腎細胞がん肉腫などです。

 

炎症性

 自己免疫疾患である膠原病でも発熱はおこります。

主な病気は関節リウマチ全身性エリテマトーデス強皮症などです。

膠原病の典型的な症状は各病気にもよりますが、発熱皮疹倦怠感関節痛筋肉痛指先のしびれや蒼白などがあります。

 

薬剤性

 薬剤使用時に稀に発熱をする場合があります。副作用の一つともとらえられています。

大まかに説明すると、薬剤投与後2週間以内に不明な熱発があり、薬剤中止で速やかに熱が改善するものです。

発熱しやすい薬剤として、抗がん剤抗生物質などの他、向精神薬があります。

また、コカインなどの薬物でも発熱する場合があります。

 

その他

ホルモンなどの内分泌の異常でも発熱することがあります。

甲状腺関連のバセドウ病や、副腎関連のアジソン病などです。(分類は自己免疫疾患でもいいかもしれませんが)

また、熱中症も発熱を来す代表的な病気ですね。

熱中症は体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなることで高熱を呈します。

 

不明熱

原因不明の発熱が続き、入院してもその原因が不明な場合、不明熱と呼びます。

後々の研究で、その原因としては感染症膠原病悪性腫瘍が7割以上だったと分かっています。

その他、アレルギー薬剤熱詐熱などがあります。

 

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解熱剤の影響と発熱時の注意点

解熱剤は一時的に体温を下げる働きがあります。

高熱で食事摂取などの日常生活に支障が出る場合は飲んだ方がいいですが、注意することは

病気が治るわけではく、身体の防御反応を抑えているだけ

ということです。

 

また、一般的に使われる解熱剤でも副作用の報告は少なくありません。

胃潰瘍や腎機能障害、または肝機能障害や嘔吐などがあります。

使いすぎには注意が必要です。

目安としては多くても1日3-4回に留めましょう。

 

その他の注意点として、危険因子を有する方高齢者子供の熱発に対する簡単な注意点を書いておきます。

ご参考までにどうぞ。

 

危険因子を有する方

発熱すると注意が必要な方がいらっしゃいます。易感染性の方です。

具体的には化学療法中ステロイド使用中の方、HIV保菌者重症糖尿病肝硬変腎不全の患者さんや低栄養状態の方です。

こういった方々は感染にかかりやすく、かかると重症化しやすいです。

気になる発熱は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

高齢者

通常より発熱が起きにくく、他の症状も明らかではない場合も多々あります。

そのため高齢者の発熱では、重篤な感染症などが起きていることがあります。

さらに、体力が低下している方では感染の進行が早く、早急な治療が必要なケースも多く注意が必要です。

 

子供

一般的に子供の場合、発熱の程度よりも症状をみましょう。

機嫌もよく、食事もとれていれば心配はそれほどないと言われています。

脱水には気を付けて、安静にしておくことが大切です。

注意する症状はけいれん意識がもうろうとしている、ぐったりしている、泣き声が弱い、嘔吐などで水分摂取が難しいなどで、この場合は早めに医療機関を受診しましょう。 

 

まとめ

 どうですか?2回にわたって発熱があった時の考え方を簡単に説明してきました。

前編では

・体温の測定部位と発熱の程度

・発熱の原因

・発熱の種類

そして後編では

・発熱をきたす病気

・解熱剤の影響と発熱時の注意点

に関してでしたね。難しかったでしょうか?

 

発熱は一般的な症状です。

だからこそ僕たち医者は背景にある見逃してはいけない病気を常に意識しています。

 

もし発熱が続いていて気になる方がいるならば、早めに医療機関の受診も検討してみてくださいね。 

 

ではこの辺で。 

何かありましたらいつでも是非コメントください。

それでは、また。 

 

 

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