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熱が高い時は何を考える?病気は?症状別に考えてみよう~発熱 前編

どうもDrアビです。 今回は症状シリーズ、熱が高い時に考えることに関して書いていこうと思います。今日は前編。

 

誰もが一度は熱を出したことはあると思います。

ただ、この熱というのはなかなか曲者で、医者でもよく分からない熱というのもあります。

今回は熱が出た時に気を付けることに関して書いていこうと思います。

 

当然ここに書いたことが全てではありません。

 

自己診断はやめて、気になるときは必ず医療機関を受診するように心がけましょう。

    

 

 

体温の測定部位と発熱の程度

まずはどこの熱で、どのくらいからが発熱かというのか考えてみましょう。

どこの熱を測定するのかは目的や状況によって変わります。

 

深部温

周囲の環境の温度などの影響を受けにくい体温です。

腋下温、口腔温、食道温、直腸温、鼓膜温などがあります。

普段は腋下温で体調を評価しますね。手術では直腸温食道温を用いたりします。

 

体表温

周囲の環境の温度などの影響を受けやすい体温です。

主に皮膚温を指します。

周りの環境の評価をする場合に用いたりします。

 

ここからは深部温、とくに腋下温(脇の温度)で話を進めていこうと思います。

 

一般的に発熱とは、37.5度以上を指します。しかし当然個人差がありますので、37.4度でも症状が強く出る方もいらっしゃいます。

発熱の程度分けには、次のような目安があります。

 

微熱;~37.4度

若干の倦怠感は感じますが、日常生活にはほとんど影響がでないレベルです。

 

中等度発熱;37.6~38.5度

倦怠感が強くなり、日常生活がやや難しくなります。悪寒や頭痛を感じることもあります。

 

高熱;38.6度~

日常生活が難しく 、強い寒気を感じる時が多々あります。

 

ちなみに、子供の場合は37.4度までは基本的に発熱と見なくていいとされています。

大切なことは子供の機嫌や食欲は大丈夫か、

そして急激な体温上昇によるけいれん等がないかを見ておくことです。

脱水も発熱の原因になり得ます。小さなお子さんが少し体温高いかな、というときは脱水にも注意しましょう。

 

発熱の原因

体温は通常、脳の体温調節中枢でコントロールされています。

この中枢が体温をコントロールして発熱するのが主な原因です。

 

ただし、熱中症による発熱はこの体温調節機能の乱れが原因で、体内に熱をため込むことで高熱になります。

熱中症に関しては後述しますね。

 

熱中症以外の一般的な発熱の機序は主に体温調節中枢とその他の炎症反応で分けて考えます。

 

体温調節中枢

体内に侵入した微生物の増殖を抑え、自身の免疫系の活性化を促すためと考えられています。

 

炎症反応

自己免疫を含めたの炎症反応では、反応の結果出る物質の全身症状の一つとして発熱します。

 

僕たちの身体はこうやって発熱をしているのです。

身体の中のことなので、いまいちピンときませんね(笑)

 

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発熱の種類

次に、主な熱型をご紹介します。

熱型とは、時間と共に変化する発熱の程度をいくつかに分類したものです。

ここでは簡単に説明していきます。

 

稽留熱けいりゅうねつ

一日の体温の差が1度以内で、38度以上の熱発が持続するものです。

肺炎や結核などの感染症の他、腫瘍熱や自己免疫疾患などでみられます。

 

弛張熱しちょうねつ

一日の体温の差が1度以上となるが、37度以下には下がらないものです。

ウイルスなどの感染症の他、腫瘍熱や自己免疫疾患などでみられます。

 

間欠熱かんけつねつ

一日の体温の差が1度以上となり、低い時は37度以下にさがるものです。

弛張熱と同様の病気の他、マラリアでもみられます。

 

波状熱はじょうねつ

発熱する時期と発熱しない時期が区別される熱です。

特殊な感染症の他、胆道閉鎖や脊髄障害でもみられます。

 

周期熱しゅうきねつ

 規則的な周期で発熱するものです。

マラリアの他、関節リウマチなどでもみられます。

 

以前はこういった熱型も診断・診療で重要な役割を果たしていました。

しかし最近ではあまり重要視していないように思われます。

ただ、少なくともいろんな発熱の形式があると知っておくことは大切だと思います。

  

前編のまとめ

 どうですか?前編では

・体温の測定部位と発熱の程度

・発熱の原因

・発熱の種類

に関して書きました。

 

次回は具体的な病気注意することなんかを書いていこうと思います。

 

ではこの辺で。 

何かありましたらいつでも是非コメントください。

それでは、また。 

 

 

問診ではこんなことを考えましょう!

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