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夜間や休日の救急外来の受診について 後編

どうもDrアビです。 今日は救急受診に対する考え方:後編を書きます。

 

前編では救急外来の基本と第一次救急に関して簡単にお話ししました。今回は二次、三次救急に関してです。

前編を読んでない方は、是非前編もお読みください!

  

 

 

 

中等症から重症に対する第二、三次急指定病院

基本的に常に救急医(もしくはそれに匹敵する経験を持つ医師)が待機しており、CTやMRI検査といったある程度の精密検査も対応できて、治療器具がそろっており、手術対応もできます。また、スタッフなどのマンパワーも違い、各科のオンコール(呼び出し・相談)体制もそれなりに整っています。

反面、重症患者が多く、軽度の熱発や外傷では受診しにくいかもしれません。

また、こちらの病院でも特殊な処方薬は院内ではおいていません。予約でもない限り、夜間・休日の長期間処方はできません。

 

できること

◎血圧や体温の測定と一般的診察(問診・視診・触診・聴診・打診など)

◎診断を正確にするための検査(採血やレントゲン、CTなど)

専門的な処置(高度な技術を要する応急処置など) 

◎様子を見れるかすぐ入院すべきかといった判断

特殊技術の必要な検査

△~×待ち時間の短い迅速な対応

×特殊な処方薬や長期間の処方

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医師の対応

まずは患者さんの主訴とバイタルを確認し、診察・検査を行っていきます。

 - バイタルが安定していない場合は、まず安定させる治療に取り掛かります。治療とともに検査も並行して行いますので、時間・人手をかなりとられます。

 - バイタルが安定していても、診察・検査上不安定な場合は緊急的な処置・治療および入院加療を勧めます。

 - バイタル・診察所見が安定していても、それらが時間経過とともに変動する可能性が考えられる場合は、入院を勧めるか、自宅でしっかりと経過をみてもらいます。

 - バイタル・診察所見が安定しており、応急的な処置で経過見れる場合は処置を行います。

 

よほどの専門分野でない限り、ある程度の診断はつきます。そして治療に関しても同様です。多くの場合、診断・治療の流れは問題ないと思います。

ただし医療資源が整っているとはいえ、数は限られていますので(医師自身も)、受診患者さんが多くなると待ち時間がかなり長くなってしまいます

また、緊急を要すると思われる患者さんはどうしても優先せざるを得ないので、順番通りに診察というわけにはいかないことも多々あります。その場合の対応はどうしても後手になってしまいます。

 

当直医師として考えること

まずは緊急を要するかどうかの判断をします。緊急の場合はスタッフを集めて診断・治療にとりかかる必要があります。

次に、診察所見から必要な検査を選択し、看護師さんに指示します。検査がひととおり終わってから処置・処方などを行います。

そして一番頭にあるのは、診察室の外の患者さんがどれくらい待ち時間があるのか緊急の患者さんの現在の状態・救急隊からの新たな患者搬入の情報確認といった、救急外来マネージメントが大きいです。

一人一人の患者さんの事だけを考えての対応、というのは難しい場合が多いです。

 

 

結論と注意点

 病院でできることが分かれば受診行動が少し変わってくると思います。

例えば、

熱が上がってきて朝まで我慢できそうにない。薬だけ欲しいな。

と考えた場合、比較的待ち時間の長い第二次、三次病院ではなく、近所のかかりつけや第一次病院への連絡をお勧めします

また、

胸が痛くてどきどきして息苦しくなってきた。冷や汗もかいている。夜だけど調べてもらった方がいいかな

 と考えた場合、検査は必要になるでしょう。ある程度大きい病院への受診をお勧めします。

そして、

お腹が痛くなってきた。症状はだんだん強くなってきたけど、様子見れるか分からない。どうしたらいいんだろう

と考える場合には、応急処置がある程度できて待ち時間の短く、そして大病院への紹介も行える第一次病院で医師の判断を仰ぐか、多少待っても大病院でしっかり診てもらうかは、ご自身の判断が大きい所です

個人的には、まず第一次病院に連絡をしてすぐに診てもらえるようであればまず、そちらを受診して当直医師の判断を仰ぐのがいいのではないかと思っています。時間がかかるのであれば他を当たるか、第二次病院へ連絡がいいのではないでしょうか。 

当然脂汗をかいたり、お腹ががちがちに硬くなるような重症の腹痛は直接大病院受診がいいです。そのあたりの症状別の重症度判断も後々書くことにします

 

このように病院でできること・できないことを知っておくと、実際に受診しようとした場合に自身で考え、決めることができます。

受診行動の主体性が増えますので、結果が良好となる場合が多いのです。

 

ただ、一番大切なことは、我慢したりして手遅れにならないことです。 

僕たちはむしろ、そういう患者さんには「なんでもっと早くこなかったの!」と言いたくなります。 

是非無理はしないでくださいね!

 

 

どうでしたか?分かりにくかったでしょうか?

では今回はこの辺で。次は何を書こうかな。

 

救急外来 - 前編はこちら。

 

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