サッカーと焼酎と外科医と。

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夜間や休日の救急外来の受診について 前編

どうもDrアビです。 今日から2回に分けては救急受診に対する考え方を書いてみようと思います。

 

  みなさんの中には救急受診する患者さんに対して医者がどう思っているのか、気になる方もいるんじゃないかと思います。

 「お腹が痛いんだけど、こんなことで受診したら嫌な顔されるかな。」とか、

 「胸のドキドキが強くて息苦しくなってきた。近所の病院で診てもらえるかな。」とか考えませんか?どうでしょうか。

 今日は一人の医師として、考え方を書いていきたいと思います。

  

 

 

救急外来の基本

救急受診とは、急病に対する応急処置での対応が基本です。

ですので、日中から具合が悪かったり、数日前から具合が悪かったりする症状を診るところではありません。その場合は日中に受診をするように心がけましょう。

(この場合は当直医に多少嫌な顔をされるかもしれません)

 

処方薬も3-5日までしか出せない病院がほとんどです。普段の定期薬も処方できません。(院内のストックが限られているので)

そして会計に関しても日中とは異なりますので、受診の際には前もって電話連絡などで確認をお勧めします。

 

また、小児救急は少し特殊となります。

小さなお子さんのいる方は、お住いの地域の小児救急を受け付けている病院を知っておいた方がいいです。

小児救急に関しては後日、簡単にお話をします。

(小さな子供は高熱でけいれんしたり、意識を失ったりします。分野が専門的なので、一般救急外来では手におえずたらい回しされることがあります)

 

病院によって対応が異なる

病院を時間外受診する場合、救急指定病院の分類で考えた方が分かりやすいです。それぞれの病院によって若干対応が異なります。

(救急指定病院とは、救急診療ができますよと都道府県に届出を行って、認可された病院のことです)

 

救急指定病院は第一次、二次、三次と分かれていますが、簡単に考えると「軽傷 - 第一次」「重症 - 第二次、三次」と思って差し支えありません。

また、中には24時間みてくれる地域の開業医さんの病院もあります。この病院は第一次として考えていいと思います。

(主にかかりつけの患者さんを受け入れていることが多いです)

 

まずは第一次の病院を考えてみましょう。

 

軽傷に対する第一次救急病院

基本的には応急的な処置がメインになると思います。 高熱時の解熱剤や抗生剤処方や、外傷の応急処置などです。

こういった病院はそこの勤務医がいない場合、当直は大学病院等からの派遣で成り立っていることが多いので、当たりはずれが大きいと思います。

もし外傷でたまたま外科医が当直していたらラッキーですが、内科医だと縫合はきれいではないかもしれません。

また、採血やレントゲンなどの検査が充実していない場合もありますので、診察のみの処方や、場合によっては大病院への紹介状のみということもあります。

(基本的に救急指定病院はレントゲン等ができることが条件になっていますが、現状ではとれない病院も多くあります)

 

できること

◎血圧や体温の測定と一般的診察(問診・視診・触診・聴診・打診など)

応急的な処置(簡単な外傷縫合や解熱鎮痛剤など院内ストックからの処方) 

ごく基本的な検査(レントゲン、心電図など)

◎大病院(二次、三次、大学病院等)への紹介

◎~〇待ち時間の比較的短い、迅速な対応

〇~△様子を見れるかすぐ入院すべきかといった判断

×診断を正確にするための精密検査(血液検査やCT画像検査など)

×特殊な処方薬や長期間の処方

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医師の対応

患者さんの主訴とバイタルサイン(以下バイタル)とよばれる生命にかかわる血圧・脈拍・体温の値と診察所見から、大まかな全身状態を把握します。 

 - バイタルが安定していない場合はすぐ大病院(二次、三次)の受診を勧めます。

 - バイタルが安定していても、診察上不安定な場合は大病院受診を勧めます。

 - バイタル・診察所見が安定していても、それらが時間経過とともに変動する可能性が考えられる場合は、大病院受診を勧めるか、自宅でしっかりと経過をみてもらいます。

 - バイタル・診察所見が安定しており、応急的な処置で経過見れる場合は処置を行います。

 

当直医師として考えること

 基本的に上記に述べたようにバイタル・診察所見を参考に、応急処置で経過みれるかどうかを判断します。また、行う応急処置が専門的すぎするかどうかも判断します(自分の手に負えない場合も二次、三次の病院受診を勧めることがあります)。

バイタル・診察所見が安定していても、時間経過とともに不安定になる可能性があるのかどうかも考えます。

なにせ検査手段が限られているので、無理な判断はしない医師が多いと思います。

 

 

 

 

どうでしたか?分かりにくかったでしょうか?

次回は救急受診に対する考え方:後編です。そちらもぜひお読みください!

 

 

前回は手術の流れに関するネタでした。

外科医もこんなことで悩んでます。 

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