サッカーと焼酎と外科医と。

サッカーと焼酎と音楽が大好きな外科医です

サッカーと焼酎と外科医と。

お酒 vol.2~黒霧島

 こんにちは、Drアビです!

 今回はお酒ネタ第2弾。九州の名酒、トロっとキリっと「黒霧島」です。

このトロっとキリっと、という呼び方は九州だけでしょうか?耳に残りますね。

 

 

 黒霧島

 

 九州に生まれた僕が九州で大学生活を送ることになった。とはいえ実家からは結構な距離離れていて、一人暮らしをしなければならなかった。

だが、大学生活に夢を抱く者にとってそれは都合のいい事情で、僕も多分に漏れず願ったり叶ったりだったのである。

ところが、そんな夢の大学生活中にも大変だったことが3つある。

  

一つはお金。

  

実家は貧しくもないが金持ちでもないという、いわゆる普通の家庭だと思う。

いや、幼少期に食べるものに困ったことはないし、大学に進学させてくれたということは、ひょっとするとそれなりに裕福な部類に入るのかもしれない。

だが、僕が大学に進学したせいで、母はいつも金がない、金がないとぼやいていた。(一応、医学部の中では学費もかなり安い方だったが、6年間という一人暮らしへの仕送りを考えると、それなりの額だったと思う。)

 

申し訳ない気持ちはあったが、母がぼやいているときはずっと、聞いていないふりをしてテレビを見ていた。大学を中退した横に座っていた妹も、携帯をあつかって聞いていないふりをした(妹はひょっとすると本当に聞いていなかったのかもしれないが)。

そんな僕たちを見ているのか見ていないのか、母は常に金がない、金がないと繰り返していた。

 

そんなわけで僕の仕送りは同級生と比べると少なく、バイトをしなければやっていくことなど到底難しかった。

友人の中には、バイトをせずとも余裕で生活できるほどの仕送りをもらっており、毎晩遊んでいた。うらやましいと思ったこともある。

 

だが、僕は自分のバイト自体は嫌いではなかった。

時間の割に給料の良い家庭教師のバイトだったという理由もあるのだが、中学生・高校生を相手に、自分の知識を分かりやすく教える仕事は、自分の性にあっていたのだと思う。

 

そういう理由もあって、僕は大学で授業・部活が終わった後は結構な頻度で家庭教師というバイトを入れていた。

この問題がなければもっと遊ぶことができたのかもしれないが、少なくとも僕にとっての大学生活は、お金を稼ぐためのバイト生活から始まった。

  

二つ目は試験勉強。

  

僕は自分を馬鹿ではないと思っているが、一度で教科書を暗記できるような天才では全くない。むしろ理数系で計算は得意だが、暗記は大の苦手だ。

 なんでこんなに暗記することの多い医学部が理数系なのだろうとよく考えていたし、同じ考えをもつ友人もたくさんいた。だが、入学試験が自分の得意分野であった僕にとっては都合のいいことだったので、それに対する文句は全くない。

もし法学部が理数系で、僕が万が一、弁護士になろうなどと思ってしまっていたら、六法全書などという見たこともない恐ろしい本を覚えなくてはならず、間違いなく挫折していたと思う。

 

そんな僕だからこそ、日々こつこつと教科書の内容を覚えてかないと、試験前に大量のプリントと教科書を目の前に絶望してしまって、もうヤマをはるという賭けにでざるをえなくなる。全く医学生らしくない。

 

だが、当時の僕からすれば、バイトの合間をぬって周囲の楽しい誘惑に打ち勝ち、こつこつと勉強するなんて到底不可能だった。

悪いのは自分ではなく、楽しい誘惑を生み出している友人なんだと信じて疑わなかった。

 そんな僕にとって試験前は、いかに数時間後の試験を予測し、その予測した答えを暗記できるかといった、つかみどころのない挑戦でもあった。

  

そして三つめはお酒。

  

今まで話した通り、僕はお金・勉強で苦労していた。

だが、一番苦労したのは、「なけなしのお金で、いかに試験勉強をパスしつつ、お酒を飲むか・飲めるか」ということだった。

 周りは僕を挑戦者と呼び、僕もまんざらではなかった。ハードルは高い方が跳びがいがある。

ただ、自分好みの味で、値段も安く、どこでも買えるような酒は、そうそうあるものではない。いや、そうそうあるものではないと思っていた。

f:id:avispax:20190209154213j:plain

 

 

いや、あった。アパートのすぐ近くの酒屋に、ドラッグストアに、コンビニに。どこにでも置いていた。

それは芋焼酎の銘柄のひとつで、名前は「黒霧島」。値段も安く、五合で900円を切る手軽さが魅力だ。

そして味は芋焼酎にしてはまろやかで、ややフルーティ。きっと女性にもウケがいいのだろう。それくらい画期的に飲みやすい。

いつぞやの飲み会の一気コールで飲まされた芋焼酎の悪夢が消え去るようだ。

  

類は友を呼ぶ。同じような友人も何人かいた。みんなで黒霧島が好きになった。

 みんなで夜な夜な集まり、黒霧島を飲み、他愛もない話をしながら記憶をなくして潰れた。

そして次の夜、また同じ話をして飲み、記憶をなくして潰れていく。

  

そんな黒霧島は僕にとって、青春の味となった。

 

 

続く。 

   

※注意※

僕はアル中ではありません。笑

 

 前回は「九州男児」に関して書いています!

 九州男児と雪って相反すると思いませんか?

僕の自己紹介はこちらからどうぞ!

 

↓↓こちらのランキングには他の焼酎ブログサイトも多数登録していますよ~

にほんブログ村 酒ブログ 焼酎・泡盛へ
にほんブログ村


にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ アビスパ福岡へ にほんブログ村 酒ブログへ にほんブログ村 酒ブログ 焼酎・泡盛へ にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ


サッカーと焼酎と外科医と。
お問い合わせ  プライバシーポリシー

© 2019 サッカーと焼酎と外科医と。 All rights reserved.